2012年度 活動報告
● 定例会 12月9日(日) ● 森の教室 11月25日(日) ツリーハウスの階段部分を作りました。震災やら参加者が集まらないやらで、手つかずのままだったツリーハウスづくりがやっと始まりました。来年の森の教室では、こつこつとツリーハウスの完成を目指します。子供の頃に作った秘密基地を、もう一度一緒に作ってみませんか。 ● 定例会 11月 11日(日) ● 森の教室 10月28日(日) 前回に続き、雨天での活動となりました。2010年に伏せ込みをしたムラサキシメジが、ちょうど出始めていて、思いがけず山の恵みを収穫できました。収穫後の活動は、2003年植林地の枝打ちを行いました。今回の参加者は3名でした。 ● どんぐりを拾う会と手作り教室 10月14日(日) 天気にも恵まれ、楽しくドングリを拾えました。肝心の収穫はというと、記録的な夏の暑さのせいか、青いドングリがまばらに落ちている程度で、これまでで最小の収穫量となりました。ドングリ拾いが消化不良だった分、午後の手作り教室は、エネルギー全開で臨み、皆さん気合いを入れて、思い思いのリースやクラフト作品を完成させました。ちょっと早すぎですが、良いクリスマスを迎えられそうです。 ● 森の教室 9月23日(日) 午前中は、木の実を拾う会の準備として、リースの材料を採取しました。雨が降る森の中、 ヤマブドウやサルナシの蔓と格闘し、リースの材料を確保しました。午後は作業小屋周辺で森の樹の枝葉を採取し、標本を作りました。この日の参加者は5名でした。雨の中での作業、お疲れ様でした。 ● 定例会 9月9日(日) 9月になっても暑い日が続き、「暑さ寒さも彼岸まで」の慣用句そのままに彼岸まで真夏日が続きました。この日も白石市は30度を記録しました。厳しい残暑にも拘らず11名の参加者が集まり、苗畑の草取りに汗を流しました。当初、午後に予定していた作業小屋の防腐剤塗りは、もう少し涼しくなってから取りかかる事にして、中止としました。かわりに駐車場に蔓延しはじめた葛の駆除作業を行いました。来年夏の蔓切り作業が軽減されることでしょう。今回から新しい仲間も加わり、会は少し若返りました。 ● 森の教室 8月26日(日) 4名の参加者により、2004年植林地の枝打ちを行いました。旺盛にのびたヤマハンノキの枝は、他の広葉樹を圧倒していました。今年の春に枝打ちしたにも拘らず、枝同士触れ合うほどに成長しているところもありました。他の広葉樹の光環境改善のため、ヤマハンノキの枝打ちが更に重要な作業となるでしょう。 ● 定例会 8月5日(日) この日の白石市は32度を超える暑さでした。 炎天のもと、参加者9名で苗畑の草取りに汗を流しました。雨が降らない日が続き、畑の土は乾いていて、苗にとって厳しい日が続いています。暑さとは無関係でしょうが、耕耘機のエンジンがかからず、除草後の畑を耕すことができませんでした。早めの修理が必要です。 午後は植林地でヤマハンノキの枝打ちと、イノシシの被害状況を確認しました。植林地の至る所でヤマユリの球根が掘り返えされ食害されていました。植栽した樹にも被害がありました。去年はカシワの幹や枝を齧られていましたが、今年は根を掘り起こし齧られていました。だんだんエスカレートする被害に、どう対処して良いか頭が痛いところです。 ● 森の教室 7月22日(日) 参加者が集まらず中止となりました。 ● 定例会 7月8日(日) 7月の定例会は、前日から雨が降り開催が危ぶまれましたが、どうにか雨が上がり涼しい中で苗畑の草取りを行いました。高く伸びた草に囲まれ、やっと息をしているような小さな苗たちに「がんばれ!」と、心で話しかけながら草を抜きました。参加者は東邦運輸倉庫さんから2人、会員が4人の計6人と少数ながら、涼しいお陰で作業がはかどりました。 ● 植林祭 6月10日(日) 前日からの雨が残り、雨が降るなかでの植林となりました。足場が悪いにもかかわらず、去年より22名多い132名(子供20名)もの方々に参加頂きました。今回は、2004年と2005年の植林地の疎らなエリアに、約500本の苗木を補植しました。冷たい雨の中での植林作業は大変でしたが、雨をたっぷり吸い込んだ苗木は、疎林を豊かな森に変えて行くことでしょう。参加された皆様、本当にお疲れ様でした。 ● 森の教室 5月27日(日) 植林祭に向けて、ウッドゲームのコース設定をしました。コースとなる2004年の植林地にはフデリンドウやスミレが至る所に咲いていて、参加したおじさん3名は、花を踏まないように足もとに注意しながら作業をしました。 ● 26周年記念大会 5月20日(日) 昨年3月11の震災により、1年延期となっていた会の25周年記念大会は、「26周年記念大会」と標題を変え、5月20日白石市の舞鶴会館を会場に、58名の参加者が集い、盛大に開催されました。26年の会の歩みを振り返り、会の黎明期に共に活動した仲間との再会を祝いました。また、長年会の活動を支えて下さった行政や企業からの来賓の方々には、会の活動について、より理解を深めて頂く機会となったことと思います。西口先生の記念講話では地球上に森林が出現する課程でのヤマハンノキの役割を学び、保谷先生の野遊びを通した子供の自然教育についての記念講話からは、今後の活動のヒントを頂きました。そして月輪まり子さんのアイリッシュハープの演奏会。会場がアイルランドの風に包まれたような、繊細なアイリッシュハープの音色と歌声に魅了されました。記念大会の4時間はあっという間に過ぎましたが、心に残る時間を共有できた事と思います。1年延期となり会場も当初の計画から変わり、大会にこぎ着けるまで大会実行委員会は二回分のエネルギーを費やしたかと思います。大会実行委員会の皆様、本当にお疲れ様でした。そして出席された皆様、出席できなかった皆様、本当に有り難うございました。 ● 定例会 5月13日(日) 16名の参加により苗畑の草取りをしました。イネ科の雑草やカラスノエンドウは猛ダッシュで成長していましたが、参加者の奮闘で開花前に取り除くことができました。 ● 定例会 4月8日(日) 今年の植林祭に植える苗の根回しと、畑の整理を行いました。風のない穏やかな日で、11人の参加があり作業は順調に進みました。すぐ近くの畑のビニールハウスが、4月初めの爆弾低気圧により破壊されていました。中の野菜苗が無事に育つか心配です。 ● 森の教室 3月25日(日) 植林地はまだ一面の雪、参加者3名でスノーシューを履いての枝打ちとなりました。3月も末というのに南蔵王の春はまだ遠いという感じでした。 ● 定例会 3月11日(日) 天候不良のため中止としました。 ●スノーシューハイキング〜2回目 2月19日(日) 雪に覆われた植林地では、齧られて間もない食害された樹が多く観察でき、まるでノウサギの雪上 レストランのようでした。午後には植林地に隣接した森で、2004年の植林地に向かって続く、新しいノウサギの足跡を見つけました。その足跡をたどって行くと、ついに冬毛をまとった純白のノウサギを発見。ノウサギは気を察してすぐに走り出しました。スノーシューでどたどたと追いかけること数分、一行4人が息を切らしている間に悠々と森に消えて行きました。今回は、初めてノウサギに遊んでもらえました。 ● 総会 2月12日(日) 柴田町「食のギャラリー花菜」にて2012年度総会が開催されました。 ● スノーシューハイキング〜1回目 1月15日(日) 朝から強い風が吹き、開催は厳しいかなと思いましたが、風は徐々に弱まり絶好のスノーシュー日和となりました。2003年植林地を歩いてみると、点々と直線的に続くキツネの足跡らしきものを見つけました。足跡の途中途中でネズミを探したような穴が観察でき、冬の間ハタネズミによる植栽木の食害軽減に、キツネが一役買っている様子が想像できました。樹に葉が生い茂っている間は分からなかったのですが、葉が落ちてはじめて目の前に現れた、ツキノワグマの食事跡のくまだな。今回は大型、中型のほ乳類の痕跡が観察できました。次回は2月19日開催を予定しています。植栽した樹々の冬の表情や植林地内の生き物たちの息づかいを感じてほしいと思います。多数の参加をお待ちしております。 |