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2008年度 活動報告

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定例会 12月14日(日)

 当初、畑の整理を予定していましたが、畑がぬかるんでいたので作業は中止し、焼き芋を食べながら平成20年度の反省会とし、1年間の活動を振り返りました。活動はほぼ事業計画どおりこなし、 ほとんどが来期も継続して行くということで当日の参加者17名同意しましたが、秋の南蔵王山麓紅葉ハイクは参加者が集まりにくい事と、紅葉の時期に合わせるのが難しい事等を考慮し、来期からは開催しない事になりました。

反省会
雪のトラスト地

定例会 11月9日(日)

 9名の参加者で、畑で苗の植え替え作業を行いました。畑の苗も紅葉が始まったものあり、まだ青々としたものもあり、樹によって様々でした。ヤマハンノキはまだ青々組の方ですが、葉が虫に食われ丸坊主のものが目立ちました。食害の犯人は中々見付けられなかったのですが、何本か捜してやっと見付けました。淡い黄色地にオレンジ色の頭、足と尻の部分が黄色で体の縦方向に黒い点々がついた、イモムシというより、見た目ウミウシのような虫が葉を齧っていました。ヤマハンノキを食樹とする虫をネットで調べてみると、ミドリシジミの名前が出てきましたが、今回見付けた虫は違うようでした。虫の世界も奥が深いと感じました。
 年末を迎え今年一年の活動を振り返ってみると、GRニュースのメール配信の開始、二度目の椎茸の植菌、岩手・宮城内陸地震に襲われた6月14日に開催され、参加者の安否確認で一時騒然となった栗駒山旅行、10月に開催された、みやぎ地域づくり団体協議会 仙南支部交流会、活動誌の刊行と印象深い出来事が多い一年でした。丸太小屋の隣地での造成工事も今年の出来事でした。今のところ進展は無いようですが、予断をを許さない状態です。


定例会 10月12日(日)

 「みやぎ地域づくり団体協議会 仙南支部交流会」との共同イベントとなりまし た。参加団体及び参加者数は「NPO法人エコショップかくだ」:5名、「NPO法人川崎町の資源をいかす会」:1名、個人:12名、「絵本読み聞かせの会おむすびころりん」:4名、「NPO法人蔵王のブナと水を守る会」:16名、「柴田いいとこ見つけ隊」:2名、「白石市生涯学習課」:5名、「大河原地方振興事務所(事務局)」:4名、と約50名の参加者が集まりました。秋晴れのもと、当会の丸太小屋を主会場に、午前の部は木の実拾いや植林地見学、お昼には「NPO法人川崎町の資源をいかす会」から提供されたきのこ 「NPO法人エコショップかくだ」から提供の菜種油で揚げた、てんぷらやきのこ汁を食べながらの参加団体 の交流会、午後の部は庄司 里美さん(チェロ)、庄司 葉子さん(ヴァイオリン)、東 歩美さん(ピア ノ)の3名によるチェロコンサートの3部構成で催されました。深まり行く秋の日を五感を通して満喫する 1日となり、大盛況の内に閉会しました。



定例会 9月14日(日)

  2002年の植林地で枝打ちを行いました。植林してから6年、樹々の成長の手応えを感じつつ、秋の野草の花を見ながら楽しんで作業できたと思います。成長の早いヤマハンノキは上へ上へと順調に育ち横枝も張り出し、ブナ、ミズナラなどの成長の遅い樹々は、その枝の下で光を求めていました。伸びすぎた横枝を払い、幹がこみいったところは間引いてやると、スッキリと見通しが良くなり、ブナやミズナラも上に向かってまた元気に伸びていくでしょう。来年は、より力強い成長が期待できると思います。
ヤマハンノキの枝打ちの説明。
日が当たるように下の枝を切る。
ヤマハンノキの枝打ちの説明。
日が当たるように下の枝を切る。
6年間で大分大きくなりました。 明るくなり、日が入るようになりました。
6年間で大分大きくなりました。
明るくなり、日が入るようになりました。

定例会 8月10日(日)

  8月の定例会は10名の参加者により、畑の草取りをしました。今年も8月は参加者が少なめでした。参加された皆様、お疲れ様でした。


定例会 7月13日(日)

  久々に苗畑で草取りで汗を流しました。梅雨の間雨らしい雨が降らなかったせいか、雑草は思った程は伸びていませんでした。伸びがいまひとつなのは苗木も同様でした。作業が少し楽になってバンバンザイといかないところが難しいいところです。
  会として気がかりなニュースです。去年、会の丸太小屋に隣接する土地からドラム缶が撤去され、景観も回復するものと期待していましたが、件の土地で、今度は草地をはぎ取り造成工事が始まりした。会所有地への土砂流入も懸念され、今後どのような展開になるか目が離せない状態となっています。


南蔵王夏山ハイク 7月19日(土)

  会員13人+1匹?の参加で、南蔵王の稜線上を刈田峠から芝草平、屏風岳まで歩きました。山麓のブナ林とは違った低木林、高山植物、そしてアオモリトドマツの枯死を観察しました。

エコーラインから前山、杉が峰、屏風岳
刈田峠湿原のトキソウとチングルマ(冠毛)
エコーラインから前山、杉が峰、屏風岳
刈田峠湿原のトキソウとチングルマ(冠毛)
枯死の原因は土壌、風、酸性雨・・・? ハクサンシャクナゲが見頃でした
枯死の原因は土壌、風、酸性雨・・・?
ハクサンシャクナゲが見頃でした
前山の登り アオモリトドマツの枯死は西側が顕著
前山の登り
アオモリトドマツの枯死は西側が顕著
ネバリノギラン
ねばねばのネバリノギラン
ミヤマシャジンはひっそりと
杉が峰のウスユキソウ
人慣れした?ホシガラス
芝草平に到着
ワタスゲとチングルマ
屏風岳はガスの中で視界が悪く、そして地震で揺れました

植林祭 6月8日(日)

 緑が濃くなった南蔵王山麓で、約150名程の参加者を得て植林祭が開催されました。ヤマハンノキ、ブナ、ミズナラ、マルバアオダモ等の苗木約1,300本を植林しました。7月の洞爺湖サミットでは、環境問題が議題のひとつになっています。 ecoや地球温暖化という言葉を見聞きしない日が無い昨今、環境問題への関心の高まりが背景にあるのでしょうか、温暖化原因物質の一つCO2の吸収源として森林が注目を集め、今年は植林イベントが多いように感じます。植林祭に参加された方のお話を聞くと、今年、他の植林イベントに参加した方もいらっしゃいました。緑化活動を通して、個人レベルで環境問題に取組む方が少なくないのだなと感じ、同時に会の植林活動が、環境意識の高い個人や企業の環境活動の受け皿になっていることを肌で感じました。植林祭で新たに樹を植える場所はなくなり、去年からは過去の植林地への補植を行っています。植林活動を続けて行くうえで、新しく樹を植える場所の確保が今後の課題となりそうです。当日参加頂いた皆様、 GR のメンバーの皆様、暑い中本当にお疲れ様でした。


春を食べる会 5月4日(日)

  みどりの日に「春を食べる会」が開催されました。連休中ということもあってか、参加者は19名と少なめでしたが、去年にも増して沢山の山菜が集まり、食べきれないほどの料理がテーブルを埋め尽くしました。今回は宮城県森林インストラクター協会の方も取材で参加頂きました。インストラクター協会とは昨年、「蔵王・野鳥の森ハイキング」を通して交流がありました。当会とインストラクター協会、共に所属しているメンバーもおり、今後両会の活動を通して交流が深まることと思います。


定例会 4月13日(日)

  今年の桜は平年より早く咲き、いつ花見をしようかと天気を気にしているうちに、花散らしの雨に散ってしまい、季節は新緑の候となりました。皆さんタイミング良くお花見はできたでしょうか。4月の定例会は、植林とキノコの種コマ打ちというハードな内容でした。当日は、ちょうど一年前に植菌したホダ木の様子も確認をしましたが、まだキノコがでる気配はなく、楽しみは持ち越しとなりました。植林地に隣接する森は花の季節を迎え、ミスミソウやセリバオウレンの花が咲き、カタクリはつぼみをふくらませていました。春を告げるスプリング・エフェメラルと呼ばれるそれらの植物は、新緑で覆われるまでの短い間、主役を交代しながら林床を彩ることでしょう。森の中にはアナグマが掘ったトンネルもあり、野生動物の息づかいが感じられました。ちなみに、ダックスフントはアナグマの猟犬とのこと。 5,6月のイベントは、蔵王の自然に触れ合う機会であり、これまで植林した木の成長を確認する機会であり、新しい仲間を増やす機会でもあります。友人、知人に声を掛け、会の活動を理解していただき、ナショナルトラスト運動の輪が広がるようがんばりましょう。


定例会 3月9日(日)

  遠く望む蔵王の山々も雪解けが進み、目立ち始めた地肌は、春の訪れを告げています。今年最初の活動は、深谷の苗畑で苗の移植や剪定と倉庫の整理を行いました。長年の使用で乱雑になった倉庫は、中のものを全部外に出してみると、必要なときに活躍できずに眠っていたものがあれこれ、ぽかぽか陽気の春の日に、やっと日の目を見ることになるのでした。午前中の作業できれいに整理整頓された倉庫は、道具類が次の出番に備え整然とスタンバイしています。これからもこの状態で使って行きたいものです。午後は会場を山小屋に移し、チーフレンジャーの仲村さんによる「木の実」をテーマとした座講でした。木の実が芽を出し、植林苗として育つまで、苗に施す一連の作業について学び、畑での実作業の意味が理解ができました。午前の部、午後の部という構成は、今年の活動の基本スタイルになります。


総会 2月10日(日)

  柴田町船岡公民館において、2008年度総会が開催されました。 1 )2007年度事業報告、 2 )2007年度会計報告、 3 ) 2008年度事業計画、 4 ) 2008年度予算案、 5 )役員改選、 6 )その他 以上の協議事項が報告、審議され役員改選では八木さんに変わり高橋さんの理事就任が承認されました。 2008年事業計画案には記載がありませんが、イベント企画として6月14 、15日に栗駒山のブナ林を訪ねる旅行を予定しております。今年度も蔵王の自然により親しむ楽しい企画を用意しておりますので、定例会、森の教室と併せて参加をお待ちしております。
  総会後の新年会は、去年と同じ会場「食のギャラリー花菜(はな)」で開催されました。地場産の新鮮な食材を使ったオリジナル料理に、今年も参加者一同大満足でした。

2008年度総会

 当日参加できなかった方のため、野菜一杯の料理は体にやさしく、料金は財布にやさしいお店  「食のギャラリー花菜(はな)」を紹介します。
TEL:080-5224-6592 FAX:0224-54-1843
柴田町下名生大畑前 90 営業時間 :11:00〜15:30頃 日曜日定休
ご要望があれば夜間でも承ります。

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