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2020年度 活動報告 

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● 不要枝切り、ヤマツツジ等の観察など 5月24日(日)
 アナグマの森に入る。マイナスイオンかは別にして、新緑と透ける淡い光に吸い込まれそうになる。空も見えない程に成長してくれた木々の若葉、これが私たちを生かしてくれているのかと思うと、つい、涙が出そうになる。
 それを切り裂くように鋸の音、日陰になり成長を妨げられている木のために不要な枝を切っている。汗だくになり作業終了、イヌザクラの大木の下へ。イヌザクラ・ウワミズザクラ・シウリザクラの花の付き方の違いを学ぶ。
 昼食後、動物の生態観察の話になり、前回撮れていたキツネの親子やハクビシンの写真を回し見する。
 そして彩遊の森へ、久しぶりにサクラスミレに会う。ツリバナや初々しいワニグチソウ、そしてヤマツツジ・レンゲツツジなどを観ながら、アカシデ・イヌシデ・クマシデなどなど標本採集しながら進む。なんか臭気がただよってきた、この木は何か、コクサギだと言う、成程と納得、早々に離れる。でも、いい一日でした。  参加者:8名
枝切り作業 レンゲツツジ・サクラスミレ・コンロンソウ エゾタンポポ・スミレ・ワニグチソウ

● 定例会(散策等)5月10日(日)
 作業小屋前でツリーハウスの梯子を作っている。下のも壊れたので新しくするとのこと。早めに出て来て作業してくれたらしく、もう完成した。設置方々、今日予定されている全コース散策へと向かう。
 時々小雨。まずはヒカゲスミレが初めて花を咲かせたのに感動。桜はサトザクラ以外は散り始めているが、花よりも目を引き付けるのは若葉たち、特にブナの若葉が輝いて見える。8m越えに成長している本数が増えてきているのも頼もしい。トチノキやホウノキは上で葉を傘の様に広げ、幼木も下で小さく広げ、何か言いたそう。
 昼食後、動物の生態観察の動画をみる。前回はキツネがオシッコでマーキングやウンチをする映像を見たが、今回は、待ちに待ったテンの映像を見ることができた。やはり住んでいたんですねえ、日中の姿も見たい!
 また散策へ。ヤマナシは満開、ズミはもう少し、カマツカやサワフタギ、バイカツツジ、サルナシなどはまだ、これからが益々楽しみ、メグスリノキの前では黒田官兵衛目薬伝説まで話題にのぼった。 参加者:10名
森の散策_1 森の散策_2 森の散策_3

5月の活動報告
【定例会】5月3日(日)
 気持ちよく晴れて温度も高い。(2日は30度を超える暑さとなった)
午前中は2班に分かれて活動。仕事をする班は、3つの森を歩きまわって境界線の確認を行った。蔵王の春を満喫する班は、彩遊の森をゆっくり歩く。足元のタチツボスミレやエイザンスミレ、フデリンドウなどの野草を愛でながら、「こんなに、のんびり歩いたのは初めてだね。」と言い合う。たまには、こんな時間があってもいいなぁ。突然、散策路の左右に満開のオオヤマザクラが何本も現れ、まさにサクラ通り。「来年は、ここにベンチを置いてお花見をしたいね。」と盛り上がった。
 昼食後は、撮影した動物の鑑賞会。生態観察の結果は次の通り


(所感)
 ・イノシシ:活動時間帯は18時〜20時の間が多い。
 ・ウサギ:1度観察されただけであるが、深夜の12時頃である。
 ・5時から15時の間に観測された動物はいない。
 ・4月26日と5月3日は会の活動日の影響で終日観測されていないと思われる。

 午後は、境界線の確認をする班と、山菜取りや動物観察のカメラを設置するなど自由にする班に分かれて活動した。作業小屋前のコゴミを初収穫。来週の定例会あたりが最盛期になりそう。夕食に収穫したコゴミを食べながら、コロナウイルスがなければ、今日は春を食べる日だったことを思い出した。
                         (参加者7名)
エイザンスミレ キジムシロ ヒトリシズカ

【森の教室】4月26日(日)
スミレやコブシが咲きだし、オオヤマザクラも淡いピンクの花びらがほころんで、いよいよ南蔵王に春が巡ってきた。作業小屋前のコゴミは、5月12日の定例会あたりで収穫できそうである。今日は、自然の中でコロナウイルスの喧騒を忘れリフレッシュできた一日だった。
 4人の参加者が、樹木の計測や枝打ちの班と、動物生態観察の2班に分かれて作業を行った。樹木の計測は午前中、12日に終わらなかったアナグマの森で行った。8m以上だと思われる木を探し、4mの棒を立てて樹高を測り、8m以上であれば胸高外周を測る。昨年は180本あったが、今年は240本になった。7.5m位の木が多数あることから、来年はかなりの数となりそうである。上を見上げてばかりいたので、首が痛くなったと嘆く声あり。
 動物観察班は、午前中に12日にリスの森に設置したカメラを撤去した。調査結果は下記の通り。

目的:トガリネズミの観察
方法:ブナの木の近傍に米を置いておびき寄せ、自動カメラで撮影する。
期間:2020年4月12日〜4月26日
場所:リスの森内ブナ林
結果:トガリネズミは観測されず、ほとんどがカラスに食べられた。
所感:
1)カラス
今回は風の強い日や雪の日もあり、動物観察には適さない天候もあったにもかかわらず、カラスが平然と米粒をつついて食べていたのには感心した。このような天候の日で動物が観測されたことは今までなかった。それにしても、あの大きなくちばしで小さな米粒を食べるのは難儀なことだったと思う。というのは、米を入れた器が固い金属の平らな丸盆だったので、くちばしの先が平らな金属面にぶつかり、食べにくいのである。こちらはカラスをおびき寄せようとは思っていなかったので・・・
2)キツネ
丸盆ににおい付けをして立去り、2日後に再来したのを観察できたことは収穫だった。
3)イノシシ
毛深い体で本来のイノシシに近いのではないか。
4)金属製丸盆
この容器は天気の良い日は日光の反射光によりカメラが誤写することが判明した。一例をあげると4月15日10時55分から14時7分にかけて3枚の静止画と30秒の動画を連続撮影していた。この結果、3時間12分で11.3[GB]使用していた。これはこのカメラで使用可能な最大メモリーサイズ32[GB]の約1/3を約3時間で使ったことになる。

 昼食後は、動物観察班が準備したスクリーンで、作業小屋の流しに現れたヒメネズミを鑑賞した。夜中に小さなネズミが2匹来て、石鹸をかじったり動き回る様子が可愛い。ホームページにもアップしているので、是非ご覧を。午後も2班に分かれて作業。枝打ち班は、彩遊の森でヤマハンノキやマツの枝打ち。マツはかなり枝を伸ばしていて、伐っても伐っても終わらず次回に持ち越しに。高枝鋸で高い所の枝を何本も伐ったため、腕が悲鳴を上げている(私だけかな?)。
樹木名板班は、新たな樹木名板作成の準備を行った。コロナウイルスが収束したら、みんなで作業をする予定。
 作業が終わり、駐車場を出て間もなく大きな虹がかかった。「三密」とは程遠い山仕事の心地よい疲労と、久しぶりの虹を見て、何とも幸せな一日となった。
                           (参加者4名)
枝打ち作業-1 枝打ち作業-2 枝打ち作業-3

● 定例会(樹木成長調査、「春を食べる会」打合せ) 4月12日(日)
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本日、「5月3日(日)、春を食べる会・ブナの森コンサート」の中止を決めました。準備されている方々には申し訳ありませんが、ご理解下さい。但し、「森づくり自然園」は開放してます。
 現在の自然園は、林床ではカタクリなどの草花が咲き始め、ヒメギフチョウが2匹(頭)飛び交うのを確認しました。木々の花はキブシが咲き、コブシがほんの数輪咲こうとしており、当園自慢のオオヤマザクラはまだ先のようです。
 本日の作業、リスの森から「樹木成長調査」を開始。測定器などないので、長さ4メートルの竹竿を木に沿って立て、その何倍かをかけ、昔ながらの方法で高さを求める。ベテランになると誤差も少なくピタッと決まるのだが、周りのメンバーがそれにケチをつけると、多少の修正が入ったりする。いつもながら、このコミュニケーションがこの会の魅力か。
 午後も彩遊の森を測り、アナグマの森は本数が多いというので後日とする。今日の結果発表があった。皆さんの手で植林し、毎年8m越えに成長している木が増え続けているのに拍手!、詳細は別途報告致します。
 別班はマイツリーの報告のための計測と動物の生態観察の準備をした。 参加者:12名
樹木成長調査 マイツリー測定、アナグマの穴 森づくり自然園の花たち

● 森の教室(ツリーハウスの梯子作り、観察路整備)3月22日(日)
 コロナ治まらず、春に3日の晴れなしか、今日も雨が降ったり止んだりスッキリしない、観察路整備は中止に。
 だが、梯子は完成させないと安全にツリーハウスに上がれない。まずは、乾燥した栗の木の表面をきれいにする。それに少し溝を掘り、横木(足場)を付ける。下穴をつけてから長めのスクリュー釘を電動工具で打ち込んでいくのだが、鉄道の枕木や家の土台に使われた硬くて湿気に強い栗の木は手強い。なんとか昼まで終わらせる。
 午後1番、軽トラに乗せる、結構重い。ツリーハウスの踊り場になんとか上げて、安定させる。なかなか当会らしい風情のある出来栄えにほっとする。以後、動物生態観察と棚作りに分かれた。棚はなんの棚か想像を・・・。今秋は無理かな、数年後には見事な景色が観られると思う。山葡萄の棚は別途計画中。 参加者:4名
ツリーハウスの梯子作り ツリーハウスの梯子設置 彩遊の森、棚作り

 定例会(樹木名板の確認・整備) 3月8日(日)
 あいにくの雨だが、新型コロナウイルス対策物流のためか樹木名板の材料が遅延、予定作業は中止し作業小屋の整理に変更。一方、倒木が他の樹木の成長を妨げるのを放って置けないというので外の作業班も組む、前回の吹雪に比べればなんのその、リスの森から巡回を始める。
 倒木はほとんどがヤマハンノキ、蔵王おろしになぎ倒されて周りの木々に寄りかかっている。チェンソーが響き根元近くを切断、そして下がってくる幹を徐々に切断しながら先端に移動していき、林床に落としていく。それを受け止めていた隣の木、まさに肩の荷がおり、そっと背伸びしたような気がする。
 フキノトウがちょっぴり顔を出していた話などしながら昼食、作業は終了とした。 参加者:9名
倒木処理_1 倒木処理_2 ヤドリギ、フキノトウ、アナグマの足跡?

 スノーシューで歩く会(観察路散策、動物の足跡観察) 2月23日(日)
 出発時は雨、南蔵王七ヶ宿線から作業小屋方面へ入ると雪。車一台のわだちに沿って進む。作業小屋に入ると、新会員さんを紹介され、雨も吹雪も吹っ飛んだ。こちらこそ、よろしくお願いします。
 とは言え、この吹雪、若干二の足を踏む。武装をして外へ、積雪はさほどでないパウダースノウを踏みしめ、リスの森へと向かう。冬の風物詩蔵王おろしによるヤマハンノキの倒木を見、樹木の葉芽・花芽を確認しながら、アナグマ・彩遊の森と散策をする。消えそうなキツネの足跡をわずかに見、まさに白の世界をさまよって楽しんだ。
 小屋に戻り、薪ストーブで温まり昼食。今年の抱負を語り、新型コロナで締め、早めに帰宅。 参加者:4名

リスの森へ、ツリーハウス アナグマの森、カラマツ林・イヌザクラ 彩遊の森、不忘山見えず

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