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2021年度 活動報告 

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● 9月12日(日) 植林地の見どころ探し
 コロナで町内清掃中止、天気も良し、早めに出発。小屋のあちこちに洗濯物?が掛かっている。下草刈りや間伐のたまものだとか。とにかく蚊がひどく、カッパを着ないとシャツの上からでも刺されてしまうとのこと、それではシャツが何枚あっても足りない、うなづけた。ご苦労様です、としか言えず申し訳ありません。
 さて、今日は荒れ地の脇に残って逞しく生き延びてきた主たちの計測を行うことに。今までは植林地への道脇か端っこの林としか見てなかったせいか、巨木に改めてため息をつく。木肌だけで判断できず、高くて葉っぱが見えないので何の木?と言うのも。ブナなど伐採されなかった時代はこんな森だったんだろうと想像する。
 今年は、ヤマボウシ・アキグミ・ミズナラ(ドングリ)などは豊作のようだが、ヤマナシなどは花の時に雨や寒さにやられたせいか不作、ブナも花はつかず来年こそはと期待している。 参加者:10名
ヤマハンノキの間伐 巨木の計測 アキグミ、ミズナラ。ヤマボウシ採集

8月22日(日) 木工、机、椅子などに挑戦
 コロナのせいか天候のせいか、なかなか予定通りにはいかない。細々とコースターに挑戦している状況。
 今年はリスの観察にかける気持ちなので、まずはクルミで誘ってみる作戦を実行、写ってくれればいいが、どうなるかは神のみぞ知る、まさに神頼みの心境。針広混交林でスギの木の皮が薄くはがされているのも、リスが巣を作るためにやっているのではないかと想像を巡らす。それも冷めぬまま、小屋に戻り、また現れたニホンジカの動画を観る。角の分岐が前の鹿は3本で今回は4本だから違う牡鹿なのではとの結論。
 昼ご飯を食べながら、記念誌の話に、この写真違うんでは?という事になり現地に向かい撮りなおす。ついでに散策をする。ナツグミがあったとは知らず遠めだが撮る。初めてのトチの実も大きくなった。クマはミズキの実を食べているようだ。パッとしない天気で蚊に付きまとわれながらも、いい一日でした。 参加者:4名
リス御膳、スギの表皮 シナノキ、オオバボダイジュ ミツバアケビ、フユノハナワラビ、クマの糞

● 8月8日(日) 植林地の見どころ探し、薬用植物採取
  うーん、9号より早く太平洋側を訪れて来た10号台風のせいか、風は無いが雨が強く降ったり弱かったり。外での作業は中止となるが、動物観察班は雨の弱いうちにと作業に向かう。その間も、積もっている35周年記念誌の話をし、なんとか今月中には目途がつきそうでほっとする。
 午後、記念誌の纏めをしている方たちをしり目に希望者で小雨の中を散歩に。種を蒔いたのが功を奏したらしく、キキョウが開こうとしており、昨年までお盆になると採られてなくなったオミナエシも復活の様相。オトコエシは勝手に増えている。下草刈り時に注意を払い残されていた絶滅危惧II類(VU)のイヌハギも咲き始めていた。ヌスビトハギなどを観、ヤマボウシの実の豊作を横目に満足して丸太小屋に帰る。 参加者:8名
キキョウ、オミナエシ、オトコエシ イヌハギ、ヌスビトハギ ブナ、オオバクロモジ

7月25日(日) 木工、机、椅子などに挑戦
 残念ながら都合で木工の挑戦を諦め、動物観察の動画を観る。ニホンジカがこの不忘山の麓に現れたことを確認した。それに刺激されたか、今年こそはなんとかリスを撮ろうと場所を探りに行く。森の状態を見ながらの散策。蚊は今のところ気にならないがシャクトリムシが頻繁にシャツに付く、お互い払い合う。セミまで付くというハプニングもあり、笹だらけの地が広葉樹の林になったんだと実感し、葉の隙間から空を仰ぐ。
 午後は場所を替え、リスの巣をカメラ目標にしたらと調査に行く。途中、イノシシに食べられ絶滅したかと思っていたヤマユリが咲いている。ここにも、ここにも、復活して来たのか。だが、6月14日彩遊の森水場でイノシシの親とウリ坊4匹が泥んこ遊びをして気持ちよさそうにしていた、午前見た動画がよぎる。 参加者:5名
ニホンジカ_2021-07-06、リスの巣 オオウラジロノキ、ヤマユリ 蝶とカナヘビさん

● 7月11日(日) 【荒浜海岸林の生育状況調査、枝切り】
 
荒浜海岸公園センターハウス前に10時に集合し、植林地へ移動。途中、遠目にもヤマハンノキが伸びていることが確認できた。クロマツの植林地を抜け当会の植林地へ着くと、すぐに植林木の伸びの計測班と枝切り班に分かれて作業を開始した。
計測では3m以上に伸びているヤマハンノキも多く、3m25pの竹を用意しておいたのが役立った。ヤマハンノキ以外はまだまだ厳しい状況であり、今後海岸でどの木が生き残っていくのか見守っていきたい。定点木の木杭の文字が消えかかっており、マジックで補修したが今後対策が必要。
ヤマハンノキの枝切り作業は、少人数だったが短時間で作業が進んだ。まだ小さい他の植林木に日が当たるようになり、成長が進んでくれることを期待している。植林地全体も明るくなった。
11時20分頃に終了しセンターハウスに戻るが、イベントが開催されていて中での食事はできない(コロナの影響もあり)ので、早々と解散した。
雨が心配だったが、活動中は降らずに作業は順調に進み、帰宅途中で降ってきた。(参加者9名)
荒浜小学校方面_2021-07-10 西側より植林地_2021-07-10 貞山堀方面から_2021-07-10

●  6月27日(日) 枝打ち
 枝打ちとカメラ班に最初から別れる。枝打ちはアナグマの森へ、特にヤマハンノキなどは、高くなりすぎて脚立か梯子がないと高枝鋸と言えど届かない。首が疲れるだけでなく、鋸屑が降ってくるのでたまらない。
 初めてホトトギスの姿をみた。ウグイスと、どちらが呼応しているのか掛け合いしているのか言い争いなのか、けたたましい。遠くから「カッコー」、「カッコー」とのんびりした声、それにいやされながら岩の上で昼ご飯を食べる。
 午後は彩遊の森の散策。笹を刈った元林に色んな植物も生えてきているが、大木にも容易に触ることができるようになった。植林した木々もこうなるのかと頼もしく思う。途中、クマのよく登るクワの木の実がそろそろ食べ頃だ。「今でしょ」と促されてカメラを移動し設置する。次回の出会いが楽しみだ。 参加者:5名
笹の中に在った大木、全体撮り切れませんでした モミジイチゴ、ヤマボウシ、クモキリソウ、イブキジャコウソウ、ホウズキ 虫たちも思いのままに

●  6月13日(日) ヤマハンノキ間伐、ヤマボウシ・ニッコウキスゲ・アザミ類観察
 動物生態観察の動画鑑賞と35周年記念誌について話し合ったため遅くなり、申し訳ないがヤマハンノキ間伐は後日とした。昼ご飯までの合間、フキ林やサンショウの実などを愛でる。一方、動物定点カメラ設置班も動く。
 午後は予定通り小鳥の森から彩遊の森へと入る。森いっぱいにセミや鳥の声で喧(カマビス)しいのだが、時おり静かになるとキツツキのドラミングが心地よく響いて余韻を残す。そんな中、見頃のバイカウツギに会えた。イノシシに食べられて絶滅したかと思っていたヤマユリ、2本も遭遇、花芽を付けている、気づかれないことを祈る。オオヤマザクラやウワミズザクラの実なども熟し始めた。動物たちの活動も、より活発になって来てるようだ。 参加者:11名
散策、ヤマユリ・ニッコウキスゲ バイカウツギ・ノアザミ・サンショウ ノイバラ・ツルアジサイ・ヤブデマリ・キシヨウブ

●  5月23日(日) 樹木名板作りと取り替え、ヤマツツジ・ウワミズザクラ観察
 昨日まで恵みの雨、その余韻はありそうだがカッパなしでも大丈夫そう。名板も取り替え終わってるし、物置裏のウワミズザクラの花は変色している。が、ヤマツツジは見頃だと言う、早速出かける。アズキナシやズミ、エビネなども歓迎してくれた。そして、「オオツ!」という声。トチノキが初めて花を見せてくれました。急に他のはどうだろうと探すが、そう甘くはない。でも、植林20年ほどの年月をこの花が癒してくれ、これからを励ましてくれました。ありがとう!!
 午後、青空も見え、エゾハルゼミの声が響く、キビタキの声も聴きながら他の観察路を楽しむ。 参加者:5名
ズミ、ヤマツツジ トチノキ、ミツバウツギ、メギ エビネ、クリンソウ

●  5月9日(日) 植物観察、山菜採り
 近づくにつれ、いまいちパッとしない。案の定、駐車場に着くとポツリと。やむなく午前は2019・2020年間活動誌や35周年誌の作成について話し合う。めどのついたところで、あと30分で雨が止むと言うのを信じ、動物生態観察カメラ巡回に森の中へ。小屋に戻ると誰も居ない。雨も上がり、植物観察などの散策に行ったようだ。
 昼ご飯を食べ、跡を追う。晴れては来たが、風が強い、しかも空が黄色く見えるような、これが黄砂か。でも、森は防風林となり、上空の音は凄いが体に風をあまり感じない。午後、ご家族で合流してくれた皆さんも、ツリーハウスやターザンロープ、新緑、春の恵みを楽しんでいただけたでしょうか。 参加者:9名 訪問者:5名
2021-04-16_09.15.13_タヌキ(彩遊の森水場) リスの森、元の林 サトザクラ、ナツトウダイ

● 4月25日(日) スミレ類、オオヤマザクラ等の散策
 朝、4号線を蔵王に向かう途中に水引入道がくっきり見えていたが、作業小屋に着くころには雲がかかり見えなくなってしまった。雨が降るのを心配したが、ほんのわずかにぱらついただけで活動には影響がなかった。気温が低く風が強かったため、かなり寒かった。
 午前中に動物生態観察用のカメラを、4つの森に1台ずつ設置した。小鳥の森のカメラは、巣箱を狙うキテンを想定し、餌に鶏肉を使った。撮影できるかどうか、2週間楽しみに待つことにする。
 午後は彩遊の森の散策。桜通りではオオヤマザクラなどの桜類が咲き、ブナやカエデなどが葉を開き始めた。クロモジの蕾やミツバアケビの可愛い花、足元にはタチツボスミレが咲いている。ブナの森の春は本当に美しい。
散策の途中で、ミツバアケビの棚を修理する。今年はどのくらい実をつけてくれるだろうか。秋が楽しみ。久し振りに秦さんが参加。井戸水をくみ上げるポンプのモーターが停止しない為、業者への連絡を秦さんに依頼。
出始めたコゴミを収穫し帰宅した。(参加者6名)
ウリハダカエデ オオバクロモジ ミツバアケビ

●  4月11日(日) 樹木名板取り替え、マイツリーの測定(56本)
 天気最高、花も最高かと意気揚々と林に入ってみる。カタクリは色褪せ、スハマソウはほとんど花を閉じている。また季節が早まっているのかと愕然としてると、飛んでる!ヒメギフチョウ、今年も会えました。
 今日の作業、樹木名板取り替えにリス・アナグマの森へ2班に分かれて出発。マイツリー測定班も1本何分かかると午前中には終わらないかもと出発する。が、お互い、作業が順調に進み、午前中に終えた。
 午後、8m以上の樹木調査の結果、全体的に大幅に多くなっていることが発表された。そして35周年記念誌発行の打ち合わせは、侃侃諤諤、いい雰囲気。ふと、2015年5月に設置した森づくり自然園の観察路案内板の作成した日々を思い出す。いいものを作るため久しぶりに本音で意見交換、しばしコロナ禍と歳を忘れた。
 その後、天気がもったいないと彩遊の森へ散策に。キブシは満開だが、コブシはもう少し。園内でもこの木は早咲きという自慢のオオヤマザクラもわずかに開いているだけ、来週は満開かも、期待したい。
 動物観察班から先月のM6.9の地震でもアナグマが引っ越さず、健在と報告あり。 参加者:12名
マイツリーの測定 オオヤマザクラ、シュンラン、キクザキイチゲ、キブシ ヤドリギ、フッキソウ、コブシ、キジムシロ

● 3月28日(日) 8m以上の樹木調査、樹木名板取り替え、マンサク観察
 樹木調査は全森を済ませてくれていたのでなしに。早くしないと降ってくるからと急かすのだが、動ぜず。彩遊の森の観察路入口から新しい樹木名板に取り替えて行く。木々も軽くなって気にならないかもなどと思いながら出口まで行くと、残った名板がある、再度森に入る。動物観察班はそこから別行動。冬季に作業小屋に設置していたカメラがとらえたキツネ・タヌキ・ネコの話、ウサギが全然撮れなかったのはなぜか、今月のM6.9の地震でアナグマも引っ越したんではないかなどとと言いながらその穴に向けてカメラを設置した。こどもも撮れたらいいなと、他の森にも設置。
 他の樹々にのしかかっていたり邪魔していたヤマハンノキの倒木、この2週の間にすっかり処理してくれていた。今年は特に倒木が多くなったように思う。パイオニア的植物の寿命は短いらしいが、育ての親が亡くなるようで寂しい。日陰から解放され、その跡を緑にしてくれるのはどの子誰だろうか?
 午後はやはり雨。原稿も集まっているらしく、大変だと言いながら35周年記念誌発行への話し合いをする。 参加者:6名
樹木名板取り替え 倒木 スハマソウ、カタクリ、ヤドリギ


● 3月14日(日) 8m以上の樹木調査、樹木名板取り替え
 雨風も治まり、穏やかだと南蔵王七ヶ宿線を走る。だが、作業小屋への道に入ると、木々がうねり凄まじい風の音が襲ってきた。これが蔵王下しか。そんな中、植林したイタヤカエデとカジカエデのシロップを採ってきてくれた。カジの方がえらく多いような、雨が混入か、味見はイタヤに集中。ほんのり木の香りと甘さが口に広がる。昼に飲もうと両方ヤカンに入れ、少しは水分が飛ぶだろうとストーブにかける。
 予定の「樹木名板取り替え」は中止とし、25周年報告書を参考に35周年記念誌発行へのおおよその企画を話し合った。その後、動物の生態観察した動画から年間の出没場所・時刻などのグラフ化した試案を披露してもらい、個別に編集したツキノワグマとタヌキの動画も鑑賞、改めて動作に見入る。
 メイプルシロップの紅茶で昼食。風も止み「樹木調査」にリスの森へ。4mの竹竿を基本として植林木(ヤマハンノキは除く)の高さを、メジャーで幹回りを計測。余裕の8m超えが昨年より多くなっており、予定の3分の2程でタイムアップ。葉が茂る前に他の森の計測もしなければと、ちょっと焦った。
 ヤマハンノキの倒木が目立つ。つい、「ありがとう」と頭を下げてしまう。 参加者:8名
8m以上の樹木調査、メイプルシロップ 倒木 元林のブナ、ヤマハンノキ、フッキソウ


 2月28日(日) スノーシューで歩く会・メイプルシロップ採取
 昨年は猛吹雪。今年は晴天・風も無し・雪は少なめ・堅雪、素晴らしいコンディション。
 早速ノコギリ片手に彩遊の森へ。マンサクがもう咲いている。呼ばれて見せられた、なにこれ?。オオカメノキ(ムシカリ)の花芽(中央)と葉芽(両端)だと言う。なんとも可愛い。
 散策しているうちに何か物足りなさを感じ始めた。動物の足跡が無いのである。例年はふんだんにあるノウサギの足跡や、丸い美味しそうな糞がひとつも無いのはどうしてだろうか。
 午後、アナグマとリスの森へ。コブシの大木の花芽に魅せられる。咲いたら本当に素晴らしいのです、是非楽しみにして下さい。木々の芽は日々膨らみ始め、草花も雪消えと同時に咲き始めます。その頃、今回少ししか採れていなかったメイプルシロップにも期待したいと思います。
 久しぶりにマスク越しだが、青空に向かって深呼吸、贅沢な1にちでした。 参加者:3名

散策、メイプルシロップ採取 オオカメノキ(ムシカリ)の若芽、マンサク コブシ、ウリハダカエデ、アトリ

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