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12月9日(日)仙台市荒浜地区海岸防災林に植栽
宮城県・仙台市と協定書を交わした『みやぎ海岸林再生 みんなの森林づくり活動』に取り組みました。場所は、仙台市若林区荒浜字北官林地内の仙台市有林の一部で、面積は0.1haです。
暖かい日が続いたと思ったら、前日に仙台市で初雪が降り、白石市では数pの積雪がありました。9日の朝、8時の集合時間に苗畑に着くと、やはり畑は真っ白。しかし、屈強な男性会員たちが、すでにかなりの本数を掘りあげていました。温度は低かったのですが、皆汗をかきかき黙々と作業に徹し、なんと9時前に300本の苗木の掘りあげを完了しました。三浦さんは親子で参加してくれました。小さかった啓君が高校生になり、お父さんの背を追い越したのにはビックリ。(参加者:9名)
途中のコンビニで昼食を調達し、いざ荒浜海岸へ出発。白石を出る頃は曇り空で寒かったのですが、岩沼辺りで青空が見えてきて、植林地に着く頃には青空が広がり温度も上がってきました。
10時半頃から、まずヤマハンノキ約100本を植えました。センターハウスに移動し、早めに昼食・休憩をとり午後の活動に備えました。
12時半から午後の作業開始。ヤマハンノキ以外の穴掘りをしていると、午後1時に旧荒浜小学校に集合した7人が到着しました。大阪や埼玉、亘理からもお手伝いに来ていただき感謝!です。総勢16人で穴を掘りバークを入れ、午後2時半に200本の広葉樹の植栽完了!朝の冷え込みから一転かなり暖かくなり、上着を脱いでの作業となりました。
センターハウスに移動し、お土産のお菓子を頂きながら反省会と交流会を行いました。
苗掘りに時間がかかるのではないかと心配しましたが、皆さんの協力で無事植栽を終えることが出来ました。本当にご苦労様でした。 (参加者:16名)
 
植栽した樹種と本数は、次の通りです。
〈樹種ごとの本数〉
・ヤマハンノキ   104本
・ケヤキ       92本
・ウワミズザクラ   13本
・カスミザクラ    22本
・オオヤマザクラ   2本
・イヌザクラ     1本
・カエデ(樹種不明) 1本
・ミツデカエデ    2本
・イタヤカエデ    15本
・イヌシデ      10本
・アカシデ      8本
・ミズキ       8本
・クマノミズキ    2本
・コナラ       14本
・ブナ        1本
・オオバヤシャブシ  2本
・シロヤナギ     3本
合 計      300本
苗畑 植林地_1 植林地_2

定例会 12月2日(日)
 間伐された樹木をどう有効利用するか、子供たちの楽しめるような木工細工をどう作るか、いろいろ試してみては悩んでいる。猫も散歩に来る陽気、ちょっと気分を変えてみよう、森づくり自然園の散策に。雲ひとつない青空に、小さな赤い実が、春を待つ無数の花芽や葉芽が映える。まさに天まで届けと太陽を求める木々の枝の先を見上げていると、スカッと何もかも忘れる。さらに、いいアイデアが産まれることを祈る!
 昼食後、今年の最終活動12月9日(日)の仙台市荒浜地区海岸防災林植林「苗畑は8時、植林地は13時」を確認、そして総括と来年の活動などを話し合い、定例会の〆とした。 参加者;12名
木工細工試作中、散策 マユミ、アズキナシ、ツルウメモドキ、コブシ ブナ、ホオノキなど、コナラ

森の教室 11月25日(日)
 素晴らしい天気、蔵王連峰に雪、先日作業小屋にも積もったとか、玄関先に名残り雪。
 早速、チマキザサに花が咲き、枯れた場所を植物の生育調査地とすべく測定範囲を決めに行く。アカマツの森に1箇所、アカマツ・カラマツの森に2箇所。採光度合いと現在生育している植物を記録する。笹の葉の陰になっていた植物たち、太陽とどう向き合っていくのだろうか。笹も実生から育ってくるのだろうか。
 午後、間伐の帰り、無数の赤い実が青空に映えてる、アズキナシか。幹と枝の間に溜まっている実はリスの食跡か冬の蓄え、それとも自然に、こうして猿酒ができるのかなどと思いを馳せた。 参加者;7名、訪問者2名 
生育調査地作成 周辺の植物たち アズキナシ

定例会 11月11日(日)
 作業小屋の中では整頓と掃除を、外では物置小屋の中が今までになくキッチリ整理され、外側の防腐剤塗り、自前のシュレッダーでウッドチップ作り、遠くで草刈り機の音もする、森の少し早い大掃除。
 中断して昼食、キノコ汁でいただいた。デザートにオリーブかと思われる深緑のサルナシ。ここまで熟すと、まさにキュウイの味、ついでに猿酒も飲んでみたい。食後に理事会、その後も残った仕事を続けた。
 帰り、森の道のS字カーブ、目の前に何か?急ブレーキ!ボンネットで見えない。艶のある冬の毛皮を纏ったキツネが左側の藪に急ぐ風もなく入り消えた。騙されたのかな、楽しみが増えた。 参加者;11名
清潔・整理・整頓を ウッドチップを撒く イロハモミジ・ニシキギの実

森の教室 10月28日(日)
 作業小屋の前にブナの植林、次は第2駐車場への道沿いにヤマブキの植林をする。
 そして、木の葉のファイルを持っての学習。あの葉っぱ、何色に変化したのでしょうか。黄・赤と分類できないそれぞれの色をもっていて、条件によって変化する自然の色の表現は難しい。
 天気最高、食欲の秋。山形風いも煮、3杯もいただいてしまいました。それを糧に午後からは、リス・アナグマの森で倒木などの処理をした。 参加者;7名
植林 彩遊の森へ 彩遊の森

「 みやぎ海岸林再生みんなの森林づくり活動」事前準備 10月21日(日)
 仙台市若林区荒浜字北官林地内 0.10haを下見に行って来ました。当初ウロウロしましたが、位置は一番南側の一番東側で3区画ある中の一番手前の区画でした。まずは植栽箇所に一応等間隔に目印の竹を挿し、そして案内板の設置をし、作業終了としました。 参加者;5名
 植栽予定は「12月9日(日)」ですが、詳しい事は追って連絡します。
植栽地 事前準備 案内板設置

ヤマボウシのジャム作り&ミニコンサート 10月14日(日)
 駐車場に着く、発動機の音が聞こえる。ススキで見えないが、前回機器の点検をすると言っていた方が頑張ってくれてるらしい。安全に点検整備されたものを使えるのは有り難い、機械も嬉しいに違いない。
 すれ違った作業班を追ってリスの森へ。チェーンソーの音がする、蔵王おろしに備えて伐採してるのか。アナグマの森も終え、小屋へ戻る。中では物静かに案内板を作成している人、忙しくジャムを作る人が混在していた。ヤマボウシの実をザルに入れて潰して漉すのが大変そう。お疲れ様、26瓶作れました。では昼ご飯に。キノコ汁のキノコがない?!、採ってくる間オアズケ。そのせいではないだろうが、パンとジャムの美味しかったこと。
 丸太小屋の薪ストーブが赤々と燃え、ヤカンがふつふつ、ハープがアイルランド民謡を奏でる、つい目を閉じて聞いてしまうアイリッシュハープコンサート。そして、ハープとコラボの歌声が丸太の部屋に心地良く響き渡る。なんて贅沢な、素敵な時間をありがとうございました。また聴かせて下さい。  参加者;13名
ヤマボウシのジャム作り 案内板作成、ツルウメモドキ・カマツカ アイリッシュハープコンサート

親子野外活動体験会 9月29日(土)
猛烈な台風24号が迫る中、柴田町の船迫生涯学習センター主催の「親子野外活動体験会」が、リスの森を中心に行われました。3歳から小学4年生まで子どもが10人、大人が8人参加。グリーンレンジャー6人がお手伝い。午前中、子どもたちは大喜びでツリーハウスを登り、ターザンロープ、木登り、丸太の平均台に挑戦。昼食に職員が準備しておいた具だくさんの味噌汁を出したところ、7杯もお代わりする子がいてビックリ。山で食べると美味しいのでしょうね。午後は、丸太小屋近くの彩遊の森で2本の松の木の木登り。最初に勇敢なママが登って見せると、子どもたちが次々に挑戦。1年生の女の子も上手に登って笑顔満開。その後、丸太小屋前で薪割りと鋸を使っての枝切り。男の子たちが薪割りにはまり、真剣な表情で何度もトライ。パカッと割れた瞬間の満足そうな顔!女の子たちは初めての鋸で枝が切るのが面白くて、何度も順番待ち。折角レンジャーが用意した木工の材料は、またこの次に。約4時間、目いっぱい楽しんでもらえたようです。帰る時の「おもしろかった〜。」の声が、レンジャーのエネルギーになりました。 参加者:24名
ツリーハウス体験 丸太の平均台でジャンケン:負ければ降りる ターザンロープに挑戦

森の教室 9月23日(日)
 苗畑は久しぶり、天気も大歓迎。東日本大震災で被災した防潮林の再生を支援したいと蒔いた実、半身ほど草に埋もれながら元気な苗木に育っていた。少し周りの草を取り、枝を剪定してやる。
 彩遊の森へ行き、ヤマボウシの実を採取することに。最初は枝を下げて1個ずつ採っていた。手が届かなくなったので、木に登り、ゆさゆさ揺すってみる。気持ちいいほどバラバラ草の上に落ちた。拾いながら食べてみる、甘い。今年は豊作みたいなのだが、日陰のヤマボウシは実の付きが極端に少ない。間伐がまだ足りないのだろうか。
 午後、その間伐をしたヤマハンノキを無駄にしないようにと、コースター作りに試行錯誤。他にも使用を考えてはいるのだが、なかなか、皆さんのアイデアと手をもっともっと貸して下さい!
 マイツリ−の申し込み有難うございました。計測してきました、追って報告致します。こちらも引き続き募集中です! 参加者;8名
苗畑の草取りと剪定前後 ヤマボウシの実、コースター試作中 エゾリンドウ、リンドウ、ハタケシメジ、ハナイグチ

「りょうぜん里山がっこう」視察 9月16日(日)
 「りょうぜん里山がっこう」の代表理事である高野様のご厚意により、施設の見学と生い立ちについてお話を聞くことが出来ました。
移築した古い中学校を借り受け、地元の活性化を目指し、様々な取り組みを行っていました。
地元の自然を生かしボルダリングや農業体験、パン作りなどを行いながら地元の良さを発信することにより、遠方からも多くの方々が、「がっこう」を訪れていました。
遠方からお越しの方のために、補助金を活用しながら宿泊施設を建設し、低料金で楽しめる場となっており、当日は、学生の方々が農業体験の拠点として利用していました。
また、がっこうを訪れた方々が寄贈した様々なクラフトや写真の展示なども見学でき、皆さんに親しまれていることがよくわかりました。
高野様の熱意・人柄が、いろいろな方々の心を動かしたのではないでしょうか。
最後に、当会とのコラボ企画をお願いし、視察を終了しました。

今回の視察では、人と人との繋がりの大切さを学びました。また、情報を発信することにより賛同者を呼び込むことができ、成功につながったことを学びました。
蔵王のブナと水を守る会でも、様々な事に挑戦して行くことで、仲間を増やしていけたらと思います。

定例会 9月9日(日)
最初に、柴田町の生涯学習センターが9月29日に開催する「親子野外活動」の担当者との打ち合わせを行いました。リスの森のツリーハウスやターザンロープ、木登りを楽しみつつ観察路を歩いてもらうことに。大雨の場合は、青少年野営場を利用するとのことで、当会での活動は無しになります。その時は、お手伝い予定の会員に、朝一番で連絡します。
嬉しいお知らせが有ります。「広報しろいし」9月号に当会の活動が2ページにわたり紹介されました(白石市のホームページで見られますよ)。そして、その記事を読んだ方が早速会員となりました!「力仕事はお任せ」の頼もしい方です!!
そこで、案内も兼ねて、午前中は小雨の降る中、リスの森、アナグマの森、彩遊の森の一部を散策。まだ9月初めだというのに、ヤマボウシの実が赤く色づいていてビックリ。慌てて少し収穫しました。10月のジャム作りまで何とかもってほしいものです。
午後は、木工についての話し合い。会としての方向性を決めることが大事、できることから始めようということで、23日の森の教室で機械を使って実験することになりました。
海岸林植林については、10月21日に有志で場所の確認、標識設置、植える場所に竹を挿しておくことにしました。植林は12月になります。(参加者:8名)
ターザンロープ体験中 落下したヤマボウシの実 クリの実
クマの爪痕 トチノキ サンショウ

8月17〜18日
仙台の団体さんの「子ども夏合宿」(丸太小屋に宿泊)のお手伝い。子どもたちは木登り、ツリーハウス、ターザンロープ、薪割り、虫捕り、夜のハイキング(肝試し?)など、自然の中での遊びをとても楽しんでくれました。(参加者:18名)
8月21日
大河原地方振興事務所 地方振興部の高橋部長はじめ5名の方が自然観察路を見学。猛暑の中、3つの森をすべて歩いて頂きました。ツリーハウス、ターザンロープ、木登りにも挑戦。見学の様子は、地方振興事務所のブログ「みてイガイん!仙南の魅力」とフェイスブック「みやぎ蔵王温泉郷」に掲載されました。是非ご覧ください。

森の教室 8月26日(日)
 ご支援いただいている東日本積水工業(株)亘理事業所と羽生事業所関連の皆さんが参加してくれました。あいにく時々雨、活動内容などを紹介しながら晴れ間を待つ。
 晴れた、まずはリスの森へ。ツリーハウスからの展望、曇ってるため蔵王連峰が見えず残念。ロープを伝っての木登り、意外と簡単に。丸太の平均台、簡単そうですが平らじゃないのでちょっと苦戦。ターザンロープ、遠くに振るほど目線が高くなって結構はまっちゃう。そしてアナグマの森へ、主には会えませんでしたが、巣穴や獣道の状態からみると元気に過ごしているようです。
 昼食後、彩遊の森へ。入ってすぐ、コナラの大木に掛かっている梯子が目に、つい上ってしまった。しかし、楽しんでばかりはいられません、次は枝打ち作業。まずは短いノコギリで不要な枝を切る、高いところは長い棹のノコギリで挑戦。この枝もその枝もと周りの要求がきつい、もうちょっとの経験でプロ、次回も期待します。作業小屋への帰り道、アカマツとカラマツの大木が登ってくれとばかりに、また楽しんでしまいました。
 木の名前を説明するため、葉を嗅いだり少し噛んだり、ツノハシバミの実を食べてみたり、どんな感じだったでしょうか。比較のため持ち歩いたクマシデの葉、途中のアカシデとイヌシデの葉との見分けがつくようになりましたでしょうか。
 森づくり自然園を楽しんでいただき、有難うございました。またお会いできる日、楽しみにしております。 参加者;13名
ツリーハウスと手作り遊具 ターザンロープ コナラの上へ、植物の説明
枝打ち作業(短いノコギリ) 枝打ち作業(長い棹のノコギリ) 左_カラマツ、右_アカマツ

定例会 8月12日(日)
 8月12日の定例会は、17〜18日のキャンプ受け入れに向けて準備を行いました。午前中は、作業小屋周りの草刈りと、普段は忘れている作業小屋のロフトの掃除。ロフトの奥に入っている寝袋を全部出して日光浴。その際、長年使用せずに傷んでいる寝袋は、エイヤッ!と処分させてもらいました。持ち主さん、事後承諾となりますが、悪しからず。お陰でロフトはすっきりし、17日のお客様を待つだけとなりました。
 又、作業小屋トイレ付近の丸太に木くずが有り、穴をほじくると中から小さな蟻がたくさん出てきました。トイレ付近以外の場所ではこのような虫食いは確認されませんでしたが、取り敢えず作業小屋周囲の一段目の丸太に対して防虫剤を塗りました。トイレ付近は2度塗り、その他の箇所は1度塗りとしました。午後は、キャンプで歩くコースの確認を行いました。会員のお孫さんの楓ちゃん(小学3年)に協力してもらって、楓ちゃんの速度で歩きました。アナグマの森では、私たちの足音に驚いたアナグマのこどもが数匹、穴に逃げこむのを仲村さんが目撃!残念ながら、後ろを歩いていた他の会員は見ることができませんでした。
 酷暑が続いていますが、森では夏から秋へと季節が移り変わっていく様子が見られます。リスの森ではクサギの花が満開で甘い香りを放ち、道端ではタチギボウシやキンミズヒキ、オトコエシの花が咲いて私たちの目を楽しませてくれました。
(参加者 11名)
作業小屋下部穴からの出てきた蟻 落下したスズメバチの巣−リスの森 木登りする楓ちゃん
マルバハギ キンミズヒキ シロバナタチギボウシ

森の教室 7月22日(日)
 本人は嬉しくないという誰かさんの誕生日らしいのでちょっとレクを兼ねて近くの二ッ森山に。今日も暑くなるらしいが、森の中は涼しい。植物の説明を聞きながらあっという間に標高716mに到着。下山中も山野草を探しながら降り、束の間の楽しい時間を過ごした。
 早い昼ご飯を作業小屋で済ませ、張り切って「葉っぱから樹木の名前」の実習へ。だが、今回は名前が分っていても科名を思い出せず、すぐファイルを開いて葉っぱの照合ができない問題にぶつかる。科名も覚えておくと、類似植物を見分ける場合に役立つという。秋、葉っぱが落ちる前になんとか覚えるようにと・・・、頑張りましょう!
 初歩から樹木の名前を覚えたい方、是非参加してみて下さい。  参加者;5名
二ッ森にて 実習中 自然園にて

● 森づくり行事 不条枝の枝打ち、観察路散策 7月8日(日)
 梅雨明けかと思わせ、一転、西日本豪雨。近年、大雨特別警報が毎年発令され、異常が日常になっているとか、地球の変化からきているのだろうか。
 もう、そんな季節なのか。雨も止み、アキアカネが靄ってる植林地から広いところに出てきて、そこここに止まったり飛び回ったりしている。
 枝打ち作業班、植林地の中に。温湿度が上がってきたせいか、雨合羽はきつい、脱ぐが汗は止まらない。特に根元から複雑に伸びている枝を切る。鋸は切れるのだが、太いのになると、枝の重みを切り口にかけないようにしないと挟まって抜けなくなる。ブナなど順調に伸びているが、それ以上にヤマハンノキの成長は著しい。
 午後、新規にマイツリー申し込みをいただいた樹木の測量に行く。残った方たちは「木の葉のラミネート加工」したファイルの科名インデックス作成をすることに。完成したところで、実習に、「この木の名前は?」。科名さえ分かればなんとか、しかし、あれもこれも同じような葉っぱに見える、違いはどこ?などなど、前回より人数も多いので文句も多い。同じ樹木の葉っぱだからといって皆同じではない、特徴を覚え、他の樹木との違いを繰り返し見て触って、何回も経験してこそ身につく、と言われるが、なかなか。でも、少し面白くなってきたような、次回もやりましょう。 参加者;18名
枝打ち、マイツリー測定 木の葉のファイル作りと実習 クルマユリ、エゾアジサイ、オオマツヨイグサ、クリの雄花・雌花

● 森の教室 6月24日(日)
 晴天、猛暑、前回の梅雨は何処に。今日の作業は「木の葉のラミネート加工」を完成させること。前回どこまで作成していたかを確認しつつ、今まで新聞紙に挟んで保存していた分のどれを使用するか、あれが有った無かったと試行錯誤しながらラミネートフィルムに挟み加工し、科名と名前を書いて行く。終盤には足りないのが出てきた、そく採取に行き追加。楽しみな昼ご飯を食べるのも忘れて、なんとか終了!
 午後、そのファイルを1冊ずつ持って観察路へ。リーダーから「これは何の木?、カバノキ科」と質問されたが、ヒントのカバノキ科のページをすぐ開けない。途中、クマも食べたろうヤマグワの実を食べながらファイルの使い勝手を思う、インデックスなどもうひと工夫必要かも、と。 参加者;5名
木の葉のラミネート加工 ファイルの使い勝手は? ツルマンネングサ、ヒトツバイチヤクソウ、ササ枯れ

森づくりイベント(不条枝の枝打ち・薪割り体験) 6月10日(日)
 久々の恵の雨だが、我儘ながらせめて午前中は遠慮してと願っていたけど梅雨入り。
 森の中とはいえ、皆さん枝打ち大変でしたでしょう。陽射しの加減も分からずどの枝を伐るのか迷ったかとも思いますが、結構伐っていただきました、感謝です。雨のため作業時間を短縮させてもらいましたが、またの挑戦権はいつでもありますので、これに懲りずまたお願い致します。
 一方、子供たちはリスの森へ。「雨にも負けずツリーハウスでひと遊び、カラマツの丸太を使った平均台遊具をバランス良く平気で歩く。ターザンロープ、ちょっとビビったかな、お母さんも危ないんじゃと心配顔、ロープにぶら下がって飛んでみると視線が違い、お母さんまでも飛んでみて痛快体験してくれた」と聞きました。子供たち、小屋に帰ってからはロフトへのクライミングに夢中。今回は薪割り体験できずごめんなさい。
 午後、GRメンバーで海岸植林の経過や苗木について話し合う。その後「蔵王の森づくり自然園」の全コースを見回る。そして吉報!!、2015年に「アナグマの森に植林したブナが結実」しましたが、今年は「リスの森に植林したブナも結実」しました。
 ブナたちも太陽を浴びないと成長してくれません。適度な伐採は不可欠です、今後ともご支援お願いします。 
参加者;60名
枝打ち 枝打ち、巡回 ブナの実、キショウブ、ニッコウキスゲ

森の教室 5月27日(日)
今日は海岸植林用の苗木の剪定と種類毎の本数を調べるため、苗畑に10時集合。天気が良くてまずは安心。最初に苗の種類毎に本数と苗齢を記載する。次に枝の剪定作業に移り、元気そうな2本の枝を残して、他はすべて切り落とす。作業は順調に進み、終了後作業小屋に出発。11時半頃作業小屋に到着。屋根に目を向けると深緑色の真新しい塗装がまぶしい。塗装前の屋根に腐食などは無かったとのこと。これで当分は安心。お昼には少し早いが、次の作業を開始してもすぐに戻ることになるので早弁とする。昼食後、新しく作った矢印プレートに取り付け用バネ、針金、カッター、ラジペン、ニッパー等を持って彩遊の森に出発。樹木名板の取り付けし直し、新矢印プレートの取り付けをしながら散策する。第2駐車場に出ると間伐された樹木が置いてあった。その上に乗ってみると、少しではあるが見晴らしが良くなる。次の場所に向かっていると、、倒れたミズキから何本もの枝が元気よく出ている光景に出会った。この生命力に元気を頂いた気がする。それから感心したのは、イノシシが穴を掘ってそこに糞をしていることだ。これはイノシシの習性なのだろうか。参加者;4名
枝の剪定作業 塗装を終えて綺麗になった屋根! 新矢印プレートへの交換作業
第2駐車場に設置した見晴らし台? 倒れたミズキからたくさんの枝や花が・・・ 穴を掘って糞をするイノシシ

春を食べる会&ブナの森コンサート 5月3日(祝)
 丸太小屋への小道に入る、靄の中から里桜が浮かんできた。小屋に着くと、外では雨に備えてブルーシートを小屋から掛け、中では山菜の下拵えが始まっている。
 受付が始まり、小屋の中ではまさに山菜との格闘が始まる。そして、理事長の挨拶もそこそこに観察路散策に出発、彩遊の森へ、人数が多いので2班に分かれる。足元もぬからず、ほどほどの雨に濡れた淡い新緑もまたいい。
 お昼、それぞれ好きな所に座り、山菜を待ってもらう。まずは天ぷらと岩塩を運ぶ、そして和え物やお浸し・漬物・お汁などを運んだのだが、皆さんにいきわたったかどうか不安。午後からのリハーサルを聞きながらの春を食べる会、ゆっくり楽しんでいただけたでしょうか。手伝っていただいた方は食べる暇がなかったかも、申し訳ありませんでした。
下拵え、会場準備、受付 挨拶、観察路散策 花_1
花_2 春を食べる .春を食べる
 お腹を満たした頃、「手品のおじさんが」現れた。コミック手品と風船を飲み込んだりカードを予測したり、笑いと驚き、そしてコンサート中も動物や刀などのバルーンアートを子供たちへプレゼントも、有難うございました。
 お待たせしました「第2回 ブナの森コンサート」開演です。アンフイル・レディースヴォーカルグループJOYさくら・ゆきみBAND・TOMOSさんでした。音は届けられなくて残念ですが、それぞれのグループの持ち味の素晴らしさを失礼ながら下記写真で想像していただきたいと思います。各グループの皆さん、雨降りとなりませんでしたが、環境の悪い中演奏下さいまして有難うございました。また、音響さん、調整大変だったでしょう、有難うございました。
手品のおじさん アンフイルさん レディースヴォーカルグループJOYさくらさん
ゆきみBANDさん TOMOSさん 音響さん、ありがとう
61名の方が参加してくれました、感謝です! また気楽に「蔵王の森づくり自然園」に遊びに来て下さい。

森の教室 4月22日(日)
今日は日本酒4リットルと酢を持参。これから花見をするわけではなく、これに砂糖を加えてペットボトルに入れ、スズメバチを捕獲する作戦だ。最初はトラップ用ペットボトル作り。去年トラップに使ったペットボトルを探したが見当たらないため、新たなペットボトルの穴あけに少し手間取る。その間、日本酒、酢、砂糖を混ぜて味見し、適度に甘酸っぱい飲み物を作る。こうしてスズメバチトラップを4本作り、作業小屋周辺に2本、ツリーハウスの前に1本、アナグマの森に1本設置した。リスの森には、カラマツの丸太を使った遊具ができていた。早速丸太の上を歩いてみようとしたが、これがなかなか思うように行かない。丸太の上に立つだけで右に左にふらついて進めない。かなりバランス感覚が鈍い。改めて平均台で演技する人には驚く。アナグマの森では、たくさんの花をつけたブナの木に見入った。リスの森にも花をつけたブナの木があるということなので、今年はたくさん実がなるかもしれない。作業小屋に戻ると、綺麗になったトイレの便器が干してあった。春を食べる会の準備が着々と進んでいる。参加者;7名
スズメバチトラップ ブナの開花 丸太わたり遊具

定例会 4月8日(日)
 一目千本桜は満開らしい、植林地はコブシが三分咲きか、桜はまだ蕾。まだ早いかなと思いつつ森に入ってみる。花、咲いてた!、でも、昨日からの雨のせいかみんな俯いている、日が照ってくればと期待し小屋に向かう。
 作業は観察路の@案内矢印の取替え、A樹木名板の点検、Bマイツリーの計測とあり、それぞれに分担して出発。@はスイスイ行ったのだろうか、Aはバネに針金が絡まったり、バネ同士が絡まったりと意外に手間取る、Bは途中から粉雪が舞って来たりで写真に苦労、幹周りを測るなどに時間を要して遅くなる。
 昼食のお喋りを楽しんだ後、NPO法の改正に伴う定款の一部分変更を臨時総会の議事進行通り進め決定した。
 そして、駆け足で来る5月3日(祝)の『春を食べる会&ブナの森コンサート』について話し合う。準備、頑張りましょう!!  参加者;13名
 今年の5月3日(祝)は森の観察と山菜を食べるだけではなく、「手品のおじさん」や「レディースヴォーカルグループJOYさくらさん」など来てくれますよ。是非、気軽に参加して盛り上げて下さい。
案内矢印の取替、樹名板の点検 計測、シロヤナギの挿し木、ドングリの発芽 春を告げる草花たち

ヤマハンノキ間伐、小屋の整理 3月11日(日)
 最近雨が降ったりクロッカスが咲いたりと、もう春かと思えるのだが、山はまだ雪。でも、植林地の木々の根元は根開きが進んでいる。ノウサギの糞も水分を含んで輝き、マンサクも咲き始め、コゲラが小枝をちょこまか飛び移るのを見てると、やはり春近しと感じる。
 そんな中、アナグマの森へヤマハンノキの間伐に。まずはどれを切るのか選ぶ、葉が茂ってないので他の木々と見比べるのが容易だ。同時に他の木々に比べヤマハンノキの成長の早さを知る。そして肥料木(根粒菌を持ったパイオニアプラント)として他の木々の成長を助けてくれた大切な木でもあった。感謝!、薪や木工細工に使わさせていただきます。太くなりすぎた木は幹周りを切り、枯れるのを待つことにする。
 午後、観察路の矢印をラミネート加工、そして小屋の整理へ。土間の整理に暫し呆然、ああでもないこうでもないと言いつつ、それぞれの得意分野で能力を発揮。14時46分、全員で黙とう、太平洋に向かって手を合わせる。その後も埃まみれになりながら9割程終了、時間と体力の限界により高い棚の上は次回やる事に。終わった感想、こんなに広かったんだ!  参加者;10名
 次回3月25日(日)森の教室は都合により中止に、4月8日(日)の定例会にカタクリ・ シュンラン・スハマソウ・セリバオウレンなどを期待して下さい!
コゲラ(雌)、マンサクなど 間伐作業とオオバヤシャブシ ツノハシバミと間伐作業

スノーシューで歩く会 2月25日(日)
 大寒波で積もった道路を広く除雪、また、駐車のためさらに広げてくれた方に、まずは感謝致します。
 毎年のことだが、スノーシューの履き方を忘れ、手間取る。かんじきも一式あり。天気晴朗、まばゆい雪面を歩くのが楽しみと、小屋側からノウサギの足跡を追う。キツネやリスの足跡が交差する。空を仰ぐと、芽ぐむ木々の枝が青空に映える、春は近い。
 そろそろ昼ご飯か、小屋に戻ろうとすると、15羽ほどの小鳥がヤマハンノキに群がっている。スズメより一回り小さい「マヒワ」らしい、可愛い。「冬鳥」として飛来してきたのだろう、ブナの成長を助けるために植林したカバノキ科の実が大好きとか。
 午後、リスの森へ。小さい足跡が一列に、追って行くと、カラマツの脇に小さな4つの足跡が揃っている。他に移動した形跡が無い。見上げると、有った、巣らしい。
 ツリーハウスの無事を確認し、アナグマの森へ。途中、アナグマの足跡はなかったが、巣穴の周りは足跡だらけ。遠出はあまりしてないようだが元気な様子、安心した。
 スノーシューを履いての9,700歩以上の散策、どうでしたでしょうか?  参加者;8名
スノーシューで散策 春近し マヒワ、リスの巣か

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