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             ●8月24日(日) 荒浜海岸植林地 
 自宅から荒浜海岸へ行く途中、仙台空港付近の道路の温度計が35℃の表示。連日の猛暑に続き、今日も危険な暑さになりそうで身構えてしまいました。 
             今日は、東邦運輸倉庫さんから3名、セキスイハイム工業さんから1名の参加があり、暑い時季の若手の応援は本当に心強い。4名の皆さん、有難うございました! 
             前半は、7月13日に宮城県農業高等学校科学部の皆さんが散布してくれた、植物活性剤「桜色活力剤」を再度散布しました。散布後に、活力剤の高温・乾燥・塩害に対する耐性を高める効果が発揮されたかどうか、散布した木と未散布の木とを比較。結果は次の通りでした。 
            ケヤキ・・・・・・・・・・散布:D新葉無し H新葉あり   未散布:I新葉無し 
               コナラ‥‥‥・・・・散布:@新葉多数あり         未散布:A新葉無し 
               カスミザクラ・・・・散布:D変化無し            未散布:C変化無し 
               アカシデ‥‥・・・・散布:A変化無し(元気)       未散布:B変化無し(元気) 
               ウワミズザクラ‥・散布:A変化無し           未散布:C枯死 
               アベマキ・・・・・・・ 散布:D下の方に新葉あり     未散布:@新葉無し(元気) 
               ミズキ・・・・・・・・・ 散布:B新葉あり           未散布:@新葉なし A新葉あり 
               イタヤカエデ・・・・ 散布:A変化無し           未散布:@変化無し 
               ブナ‥‥‥‥・・・ 散布:変化無し(今年40cm伸びている)  未散布は無し 
               イヌザクラ・・・・・・ 散布:変化無し   未散布は無し 
            (総評) 
             
             生育が良いのは、アベマキ、コナラ、イヌシデ(未散布)で、ケヤキが続く。 
            活力剤の効果については、ケヤキ、コナラ、アベマキ、ミズキに新葉が出ていたことから(本来はこの時季    に新葉は出ない)、効果があった可能性がある。しかし、ミズキは未散布の木からも新葉が出ていたのと、   肥大については記録していないため、確定はできない。 
              今後どのような変化が見られるのか、11月の活動時にじっくり観察したい。 
            後半は、高枝鋸を使って枝打ちを行いました。 高い所の枝を伐採するという初めての体験に、企業の皆
            さんは楽しい作業となったようでした。 
              猛暑の中、皆さん、本当にお疲れ様でした。   
             参加者:企業の皆さん
4名、会員 8名  計12名 
             
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