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2025年度 活動報告 

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5月4日(日)春を食べる会
 代掻きの傍らで、サギがすっくと立って、首を少し曲げて水面を見つめている。田植えの時季だ。そして今日は春を食べる日。まずは山菜なるものを採りに行く。1時間程の予定だったが、そうは行かないのが常。フデリンドウが咲いているとか、クマの初糞があったとか。留守居の方たちに、遅い、食べる暇がなくなると。それから水だ油だ、粉はどうだ、跳ねるから気をつけろなどと大忙し。そして茹上がりました、揚がりました。
 風もあったので部屋食。並んだ皿からバイキング方式で好きなものを選ぶ。なん種類だったか、記憶が定かでない。スミレからイワガラミまで10なん種類以上あったのではないだろうか。それらを一気に食べて麻痺したところに、ちょっと酸っぱいオオイタドリの酢味噌和えが食を進める。喋るのも忘れ、食べ終わるのは早い。
 食器洗も済んだところで、前もって準備してくれていたワラビやフキなどを頂き解散。余裕のある方はコゴミやイラクサ、ウルイなどを採取。山菜は採る楽しみもありますが、山菜の苦味は新陳代謝、胃酸分泌を促進、不要物を排出し緩和に役立つそうで、今年も元気に踏ん張りましょう!! 参加者:11名
山菜採り 揚げております いただきます!!
シラネアオイ、イカリソウ フデリンドウ ヤマナシ、マンサク

4月27日(日)風倒木処理、自然観察
 田んぼに水を引いてるところも。白石蔵王の水引入道(雪形)は現れてるだろうか。彩遊の森駐車場の東端まで行ってみた。植林した林で、不忘山も水引入道も全貌が見えない。成長が遅いと言われた森だったのに、凄いな、改めて成長ぶりにありがとうと。その林からチエンソウが唸る。寿命もあるが風雪に耐えきれず倒木したヤマハンノキの処理が始まった。周りの木々の生育を助けて頂いてありがとうと、また手を合わせていた。
 チエンソウに背中を押されるように、アナグマの森での不要枝の処理、動物観察用カメラ班とに別れる。前会整備してもらった水場、イノシシに壊されていないのでほっとする。水面が落葉で覆われている。そっと除いてみる。なんと、あれから2週間しかたってないのに、アズマヒキガエルの紐状の卵がワンサとある。あの体からこんなにいっぱいの卵を産めるのか、これがどうなるのだろうか、カメラに託した。
 前会は濃霧で花を鑑賞出来ず、今会も桜の開花にはタイミングが悪い、1週間後は散ってしまうかも。そんな気持ちを和らげてくれたのが、スミレたち。笹竹を刈り払い、陽が射すようになって復活した野草たち、元気に芽吹いてくれました。その出口、まだ寒いのに早々と現れました「シマヘビ」です。今年は俺の年だとアピールしたかったのだろうか、ゆったりと笹の根元に入って行きました。 参加者:6名
水引入道現われる 彩遊の森幹道 倒木処理作業
アズマヒキガエルの卵 スミレたち シマヘビ登場

4月13日(日)倒木処理、9m以上の樹木調査、自然観察、木工用材料準備
 3月は積雪で作業出来ず、初の活動日、小雨、水墨画の桜もいいだろうと出発。途中から一寸先は闇、ライトだけでは不安になりハザードランプも点灯、道路を探しながら、何とか作業小屋に到着、疲れた。そんな天気状況で新会員さんには申し訳ないが、とりあえず濃霧の中の散策という事に。それでも、コブシが満開・イノシシの堀跡にフキノトウがいっぱい、なんとか見える。途中、3月に予定していた彩遊の森水場の水路補修を行う。二段三段の水場を造ったのだが、イノシシたちは満足せず自分好みに改造するだろう。カメラ設置完了、毎年の如くアズマヒキガエルから始まり、鳥や動物たちがそれぞれの行動を見せてくれるのが楽しみである。
 そして、小鳥に来てほしいとコムラサキシキブの挿し木を小鳥の森に植えて頂くことにし、カメラ設置班は別行動となる。リスの森の冬用カメラ、風か雪でやられたか90度傾いている。雪ではないだろうが地面一面に白いものが、イヌコリヤナギの雄花だとか。カメラ設置も終り、そこらを散策する。カタクリはまだ蕾、シュンランはもう少し、セリバオウレンは小さな白い花火の様、スハマソウは残念ながら天気のせいか閉じている。当園の新緑や花の宴が始まっているようだ。 参加者:9名
 昼食後、霧が少し薄くなってきたので、安全のため、早めに解散とする。
.散策、コブシ 彩遊の森水場の補修 セリバオウレン、シュンラン

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