■12月01日(日) 自然観察、冬季動物観察用カメラ設置
早いもので、今年最後の活動日となった。釜房湖の北側に薄っすら虹が、時雨模様か。リスの森に近づくと、元気なチェンソウの音、ヤマハンノキの間伐が始まっている。通り過ぎると、蔓ものを刈ってる人たちがおり、彩遊の森の幹道を散策している人たちも、みんな早々と思い思いの行動をとっている。
ミーティング。間伐班は続行、動物観察班はこれまでのカメラの撤去と冬季用の設置、散策班はそろそろクリスマス・師走の飾り物が気になるらしい。カメラを撤去・設置しながら各森を歩く。林床は何処もかしこも広葉樹の枯葉で敷き詰められている。葉っぱだけでなく、倒木や間伐された幹や枝も微生物のお陰で肥沃なものへと変えられて行く、なんと贅沢な土壌だろう。それを踏みしめて歩き、もしも木がなくなったらどうなるだろう、と思うことしばしば。それを吹っ切るように小さなふっくらとしたコブシの冬芽がいっぱい青空に映えていた。
午後、動物観察動画の鑑賞。2019年から撮影開始し、どう撮れるか手探りで設置、色んな動物たちを撮ってくれたカメラに感謝しています。植林した頃、積雪の上に出ていたケヤキの新芽や枝をウサギが綺麗に食み、裸にしくれたり、ヤマユリの根をイノシシが掘りつくしたり、そんな動物たちを恨んだ事もありました。一方、クワノキに登ったクマや、クリやクルミのお膳を用意してまでリス・テンが撮れた時の感動も忘れられません。
鑑賞も終り、Nさん朝採りのムキタケとナメコを頂き解散となったが、間伐の作業について行く。チェンソウの音とともに1本1本分づつ空が開けて行く。ありがとうございます。これで、日陰で我慢していた木々が来年さらに成長して行くことでしょう。楽しみに、また通わさせてもらいます。 参加者:9名
皆さん、今年は本当にありがとうございました。来年も応援・参加よろしくお願いします。 |